ー刃物ー


フツウのカッター

まずはカッターからいきましょう。とはいえ、3本ともなんの変哲もない道具です。
上からN Tカッター、NTカッターのデザインナイフ、オルファのアートナイフ。

使用頻度は別にして、お気に入り度では実は一番上のNTの普通のカッターが一番。

樹脂カバーの内側に金属のフレームが入っているので力が掛けやすく、しっかりしています。
小学校低学年の頃、初めて買った模型用道具だったはず。(中学生頃まで爪切りでパーツ切ってた)
そんなノスタルジーもあって、デザインナイフばっかり使っていても、こいつがいないと不安です(笑)
家族に勝手に持っていかれると困るので、持っていかれ用のカッターを別で用意してるぐらい(笑)

実は制作中の作業机の写真によく写ってる人ですが、このトマトジュースの缶は捨て刃入れです。
けっこうたまりました。使い道はありません。


彫刻刀・パワーグリップ

模型店、ホームセンターで結構よく見るんじゃないでしょうか?パワーグリップっていう
彫刻刀です。
お手軽値段でバラ売りしていて、刃も小さめのものが揃います。

名前が書いてあるのは、形が全く一緒なので、キャップをしちゃうと分からなくなるから。


ハセガワ/トライツール・模型用ノミ

代わってこちらはちょっとお高いハセガワ・トライツールの模型用ノミ。
お値段1,300円くらいだったような・・・

平刃で幅は目測で1.2mmくらいかと。1.5mmはないです。
オレンジの板は付属の砥石。
ボクが研いだら切れなくなりそうなので、あまり研ぎたくありません。

左側のパーツ、溝の中に押し出しピンの跡があるのが分かると思います。
こういう幅にスッと入ってくれます。


目立てヤスリ

直線スジボリ工具の定番、目立てヤスリ。
断面が   V  なので、深く彫るとスジボリが太くなっちゃいますが、
直線がよれにくいので、これでアタリをつけたあと、針やエッチング
ノコで仕上げたりします。 


ケガキ針

いまお気に入りのケガキ針がこれ。
ハセガワ・トライツールのケガキ針。
鋭くて硬くて、従来よれちゃったようなところもスッと彫れます。
おそらく金属棒からの削り出しでしょう。柄から針先まで一体に
なっています。
ゴムのグリップも持ちやすくていい感じ。
これもオレンジ色の砥石が付いてます。

以前メインにしていた2種。
上はハセガワのスジボリ用テンプレート(トライツールブランド
ではない安いもの)の付属品。
針先が金メッキされてます。

下は銅版画等で使うエッチング用ニードル。
持ちやすかったので長年愛用してましたが、トライツールのものと
比べるとちょっと軟らかめな感じで線も太い。

逆手に取って、太めのスジボリが彫りたいときにはこれらを使います。


ハセガワ・トライツール エッチングノコ

深くはっきりしたスジボリを同じ幅で彫る。
直線のスジボリに関しては最良の道具がこれでしょう。

刃の薄さは0.1mmと0.2mmがあって(それぞれ別売)、右側のグループが
薄い方。
形状、ノコ刃の細かさ違いでもっと枚数がついてますが、実際使うのが
これくらい。

刃の寿命がけっこう短く、薄い方は失敗して曲がっちゃったりってことも
よくあるので、他メーカーの安いものでもいいかなぁとも思っています。