今回は食玩プラモです
巷ではけっこう話題の商品で、発売後にあっという間になくなってしまいました
小さなサイズに過剰なディテールが詰め込まれ、成型色はガレージキットをイメージさせる色になっています
アーティファクト＝工芸品というのがテーマになっている意欲作ですね

パッケージの写真からしても塗装する人を標準としているわけではないでしょうが、塗れるものなら塗りたくなるのがモデラー魂というもの
マスキングゾルも細部の筆塗りもルーペを覗いて作業しました
見えさえすれば案外なんとかなるもので、なかなか見栄えのするものが出来上がりました

一つ作ってみて実感しましたが、塗装の行程はもちろん、継ぎ目を消しその過程で消えてしまったディテールを再生させるなど、サイズこそ小さいものの基本的な模型技術が問われる教材のようなキットです

塗り終えてから「この色分け部はスジ彫りを彫っておけば良かった」「ディテール再生をもう少し丁寧にやれば良かった」など、色々見えてくるものはありました

シリーズ全部買ったわけじゃないですが、他にもいくつか買っていますのでもうしばらくこれで楽しもうと思います
(2021.7)