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2010年最大の話題の一つと言っても過言ではない小惑星探査機ハヤブ
サ。 2003年に旅立って以後、数々の苦境を乗り越えて本年(2010年)6月に見事帰還を果たしたというのは、皆さんの記憶に強く残っているのではないかと 思います。 そのハヤブサがなんとプラモデルになってしまうというこの快挙! さすがアオシマ文化教材社!目の付けどころが違う! なんかこう、濁った目でモノ作ってるメーカーが多いなか、作るべきものを作る会社があるのはとてもうれしいことです。 でも、注目されているとはいえ、マニアックな科学の世界のこと。そしてさらに(?)マニアックな模型の世界のこと。ひっそりとお店に並んでいるんだろうと 思いきや、発売寺は入荷から1~2日で売り切れる店続出で、量販店では軒並み品切れ状態。メーカーのアオシマさんもさすがに数を読めなかったのでしょう。 その後数回の再生産を経て、現在では更なる宇宙モノ模型を発表・発売しています。 他メーカーも追従し、ついに来てしまうのか?宇宙モケイブーム!? さて、キットの方はマニアックなアイテムを模型化するがためか、けっこうあっさりした内容。このハヤブサ以外も宇宙機の実機の写真など見ると、本体表面は これと同様、金色のサーマルジャケットで覆われているわけですが、このシワこそ特徴なんですよね。 今回はこのシワと金色表現がキモとなりました。表面にエポキシパテでシワモールドを造型し、その上にハセガワの新製品・曲面追従金属光沢シート『ミラー フィニッシュ』を貼り込んで再現しました。 最初は塗装しない分ラクなんじゃ・・・と思ってましたが、これがとんでもない(笑) 曲面追従という商品名の通りシワにもなじむんですが、これがけっこう根気がいる作業で。オマケに、どうせ上に貼るんだからと下地はちゃんとやらなかったの ですが、エポパテに直接プラカラー塗っても定着しないんですね。考えてみりゃ当たり前なんだけど。 結果、シートの糊は塗装を剥がすばっかりでもう一回シートを貼り直すという2度手間になりました。 まあ、半分以上自分のせいですが、次は別の方法がいいなぁ・・・ ポーズ(?)はキットのままではなく、太陽電池パドル展開途中のものとしました。何か動きが欲しかったのと、人と違うことしたかったのと・・・ でも最大の理由は、実はケースに入れたかったから(!)パネル広げると入るケース無いんですよ。 開き方は世に出てるCGムービーとは違う動きしています。ムービーではまずパネル部から一枚ずつ順番に開き、最後にアームが広がるという1軸ずつ丁寧に開 く感じで、この作品のように全部の軸が同時に動くということはありません。 ホントのところどうなのか?もはや関係者の人にしか分かりませんが、できるだけ動きを感じられるものにしたかったのでこんなふうに相成りました。 だいたい、あのCGのディテールとかけっこうイイカゲンなんですよ(笑) キットパーツのパネルはいい彫刻入ってるんですが、塗装でヒドい目に遭いそうなのでプラ板で新造。作り直すのは手間ですが、キレイには仕上がったと思いま す。 手の入れどころってのはけっこうあるんですが、でもまずは商品化するって姿勢がいいですよね。おかげで普段プラモデルなんて作らないような人もかなり手に しているみたいです。出来上がるものも様々なんでしょうが、人々の思い出に強く残ったこのはやぶさ君、みんなそれぞれの思いを込めて作るんでしょうね。 (2010.11)
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