[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

ハセガワ 1/72 F4EJ Kai PHANTOM II

※すべての画像はクリックで拡大します

たかが模型、されど模型。長々やってると気付かされることがあります。それは同じ模型でもジャンルによって必要なテクニックが全く違うこと。カーモデルのボディをピカピカに磨き上げる技術は、このジャンルには必須でありながら、他のジャンルにはほとんど使用されないものですし、フィギュアに置けるグラデーション塗装は、逆にカーモデルにはほとんど使われません。
ロボット模型を改造するとしたらポリエステルパテやエポキシパテをバリバリ使用して造型するのが一般的ですが、カーモデルでは経年劣化を嫌って、極力パテを使用しないで作る風潮があります。

こういった住み分けの中で自然、手を出すジャンルが固まってしまうのは仕方が無いことではありますが、それは残念なことでもあります。かくいう私も、得意ジャンルと言えばロボットとカーモデルにほぼ固まってしまっていて、模型店のショーケースでAFVなどの完成品を見かけると、「いつかやってみたいなぁ・・・」と思いつつも、前述の必要なテクニックのことを思うと、イマイチ手が出せなかったりするわけです。

これではイカン!とまでは言いませんが、興味があるんならもうちょっと気軽にほかのこともやってみてもいいんじゃない?というわけで、今回はほぼ初めてのエアモデルにチャレンジしました。チョイスしたアイテムはこれ。”ファントム”です。ロボモデラーには、マーキングの勉強のために一度は作ってみるべし!といわれる機体ですね。
マーキングという観点からいくなら1/48以上のビッグサイズがいいんでしょうが、今回はソコはカンベンしていただいて1/72でいきました。サイズ的にもう置き場に困っちゃうんですよね。それでもマーキングはいっぱい付いてるんですよ。

素組の今回は、肝と言えば間違いなくそのデカール貼り。小スケール故か、小さなコーションマークは何個かがまとまって一つのマーキングになっていたりするんですが、やはり余白は切りたいもの。小さいの一生懸命切って、チマチマ貼りましたよ。
面倒で時間もかかったけど、仕上がりはけっこう気に入ってます。

仕上がりと言えばベースのミラー仕上げもお気に入りのひとつ。過去使ったことは無かったですが、クルマのシャーシと違って、腹も手を抜かず作ってデカール貼ってるので、ちゃんと見えるのは嬉しいもんです。キレイだしね。
ただ半面、写真が撮りにくい。鏡に映ってしまって、どう頑張っても余分な景色が見切れています。結局開き直っていつものバック紙はずしちゃったり。お見苦しい部屋を見せちゃって申し訳ないです(泣)

2009.12