【胸像ってもんを作ってみる】

〜 フルスクラッチビルドフィギュア フォウ・ムラサメ 〜

Part 2


デッサン本を見た後という事でページも変わりました。ここから人間の表情に近づけていけるよう頑張ります。
目元からほほの辺りのラインを立体的にし、平面顔からの脱却を図ります。
うを!突然グロテスクなホラー顔になっちゃいました!

実は口元の表情を変えるために削ったんです。やっぱり笑顔がいいなあと思って。
微笑みぐらいの口元になりました。まだこの後も修正が入りますが。
小鼻から口角に流れるライン、えくぼが出来る辺りを意識します。
目、鼻、口元、髪の毛など、細かく細かくいじってます。
かなりマシになったと自分じゃ思っておりますが、いかがでしょう?

形はほぼ決まりました。
この先はひたすら細かい修正と表面処理になるかと思います。
webに出しちゃうとすぐですが、ここに至るまでかな〜り長い間苦悩しているのですよ。
気持ちよくこういうのを作りこなせる才能が欲しいです。

(3/22)

え〜、夏になっちゃいました・・・
進んでんのか?と問われれば・・・ 進んでません m(T T)m
引っ越ししたりなんやらかんやらあったので。
今後はもうちょっとコンスタントに作業が出来るんじゃないかと思ってはいるのですが・・・

さて、作品の方はなんだか顔に落書きされちゃってますが、もうちょっと口元を微笑ませようと思って。
スポンジヤスリでやわらかい線を出せるように心がけて成型。

しかし、顔はいじってるとキリがないということにようやく気づきました。
そろそろこれで決まりにしたいと思います。

後ろ姿。
こういう部分がまだ出来ていません。服のたるみを上手いこと表現したいのですがなかなか・・・
で、前もちょっと不自然に見えてきてしまったり。

(7/4)

やっとこさ粘土での造型終了。いやぁ長かった。
後ろ姿はこんなん。
ところどころ色が違うのは、途中で粘土の銘柄が変わったためです。
さて、ここから表面処理に入ります。
粘土の盛り/削りでは限界があるので、表面を塗料で固めてから研磨するのです。
灰色のプラモ用サーフェイサーをいきなり吹くっていう手もありますが、もうちょっと丈夫にするにはこれ。木部塗装用のラッカー塗料を吹き付けます。
シンナーが強いのでプラモに吹いたらプラが溶けてしまいますが、今回は心配無用。
よく薄めて染み込ませつつ、丈夫な表面を作ります。ただし、溶剤臭はプラモ用塗料とは比べ物にならないほど強烈です。注意!
数回吹くとツヤが出てきます。ロー○ョンプレイとかそういうのではないです。

表面がかっちり固まり、キズもある程度埋めてくれます。
そしてその上に模型用の灰色サフ。キズや表面のガタツキを見つけて修正します。

ラッカーパテ(タミヤパテ)やそれをシンナーで溶いた溶きパテ塗ったあと・・・
紙ヤスリ、スポンジペーパーで研磨します。ラッカーで固めているので水研ぎは出来るはずですが、もしラッカー層まで削ってしまったら粘土が溶け出します。万全を期して今回は空研ぎのみにしました。

(8/28)


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