【Last Mission : HAYABUSA】
〜 ヤリトゲルコト 〜




旅の始まりがあれば終わりがあります。はやぶさ の次は はやぶさ。

もいっこ作ります。実は2部作だったのだ。


まずは手慣れたところから工作を始めましょう。
前回もやったイオンエンジン周りのディテールアップ。
布製のジャバラ部分などをエポパテで造型します。

今回は帰還時のモデリングということで、これが必須工作。

再突入カプセルは既に分離しているのでそのままだと風穴が空いちゃいます。
この中身はどうなってんだろう?といろいろ資料を探すとこんな画像が。

採取されたサンプルをカプセル内に押し込む機構部ですね。これを作ります。



ディバイダーでプラ版に円をケガキます。薄いプラ板ならこのままグルグルやってれば切れます。

プラ材で他にも部品を揃えて・・・

合わせて接着。

パーツの裏側から貼ってこんな感じ。



今回ポーズを決めるにあたってはちょいとひと悩みあったんですが、ソイツは当時ブログに書きました。

最終的に決まったポーズのために本体底面に穴をあけます。

角度がしっかり決まるように本体内部にはガイドになるプラパイプを内蔵。
しっかり固定します。

少々仰角のこんなポーズ。
こうして見ると獲物を狙う猛禽類みたい。
イトカワでのサンプル採取もこんなポーズで降下してくれたら
カッコいいですが、実際は極力水平に降りてるはずですね。

いろいろ考えて、今回は新しい工作道具を買いました。

熱加工のための道具ですが、プラスチックを溶かす程度の熱しか出ないというもので、半田ごてでバトルダメージ!とかやったときのように表面が焦げたりってことがないということなのです。
かなり用途が限られますが、何がしたかったのかというと・・・


!!!
けっこう衝撃的かもしれませんが、摩擦熱のダメージをイメージすると、やりすぎない程度の熱加工がリアルかなと考えました。
宣伝文句通りにプラを溶かしすぎるということがありませんし、コントロールが容易です。
でもズブズブやってると面白くなってきちゃうので、くれぐれもやり過ぎには注意!
これも後から見ると多少やりすぎたかな?とも思います。

エポパテでシワシワ造型。
前作と一緒ですね。エポパテの色が違うのは銘柄を変えたから。
これはタミヤの高密度タイプです。


今回は帰還時の状態を作るということで、以前に機体下面のターゲットマーカーを削っていましたが、何も考えずに3つ全部削ってしまいました。
調べてみると実際に使用した物は 1.練習用(イトカワ表面に定着せず) 2.本番用(投下成功、88万人の署名入り)ということなので、1つは未使用でお持ち帰りなのですね。

ちなみにそれぞれに名前が付けられ、宇宙に飛び去った物が『天』、イトカワ表面に残された物が『地』、お持ち帰りが『人』だそうで、ここまで言われると間違えたままというわけにはいきませんがな。(;^_^
いっぺん削っちゃったので、エポパテで再度造型し直します。どれが残った物かっていうのはさすがに分からないので一番後ろのにしておきます。人間心理としてはこの順番でしょ?(笑)


前回と同じく、H鋼型のプラ材でパドルアームを作ります。
内側には金属線で補強を入れときます。
パネル製作。
前作同様、地味な工作です。(;^_^
 

続いてはサンプルリターン計画の要、サンプラーホーン部。
前作では打ち上げ直後の様子ということで制作していない部分ですが、今回は逃げられないところ。

そう、なぜ逃げるなんて言葉を使うのかと言うと・・・

ホンモノ(`・ω・´)

 

 

 

プラモ(´・ω・`)

 


Σ (゚Д゚;)ォィ・・・いや、しょうがないけどさ。(;^_^





Built up Report Top Page