タミヤパテ

まずは基本からいきましょう。
タミヤパテです。そうたくさん使うもんじゃないですから、
もう何年も買い替えた憶えがありません。
ひょっとしたらプラモ復帰した11年前から使っているのかも(笑)

そういえば幼少の頃から、このチューブを使い切った憶えもありません。
失くなっちゃうか、カチカチに固まっちゃうか。

ボクはこれ、溶きパテにはしません。チューブから直にヘラでとって
塗り付けます。
溶きパテは↓


Mr.サーフェーサー500

すいません(笑)ラベルがないんですが、瓶サフ500です。
溶きパテっていうと、チューブパテをうすめ液や流し込み接着剤で
溶いて・・・ってのが定番ですが、その都度作るのメンドウでしょ?
ふた開けてヘラ突っ込んでチョチョっと塗ったらいいわけで、ちょうど
いい粘度で食い付きもよく、使いやすいです。


缶入りサーフェーサー

サーフェーサーは塗装の下地材ですが、通常サフは瓶サフ1000を
エアブラシで吹いてますので、キズ埋めのパテ的に使います。

例えば、アルテコSSP-HGで整形した部分。
瓶サフを吹くと、ざらついた表面や細かい気泡がが見えてきますが、
溶きパテでは細かい気泡にはあまり入っていかず、なかなか表面処理が
終わりません。
その点、缶サフなら一発で埋まってしまうことも多いんです。


チューブ入りポリパテ

缶入りのものを買ったこともありましたが、そんなに量は使わないので。
銘柄にこだわりは全くありません。切削性なんてみんな一緒のような
気がします。
ボークスの造型村ブランドのヤツは硬化が早いですね。缶入りだけど。


ウェーブ・エポキシパテ(軽量タイプ)

盛り付け時はノビがよく、硬化後はサクサクと軽く削れる作業性の高いエポパテ。
硬化時間も含め、タミヤの即乾タイプに近いですが、こちらの方がきめ細かい
気がします。加えてグラム単価も安いし。
現状で一番使いやすいエポパテと判断してますが、食い付きは悪い方かも
知れません。削っていてポロッ、瞬着で接着。ってことが多いですが、
エポパテってそんなもんだとも思っています。


セメダイン・木工用エポキシパテ

パッケージ無しの使いかけで申し訳ないです。
こいつの長所はなんといっても硬化時間が短いこと。1時間くらいでナイフで切削
できる硬度になるんじゃないでしょうか?盛り付けに時間をかけているとその間に
硬化しはじめてしまうので、たくさん盛り付けるときでも少なめに数回に分けて
練るのがいいと思います。
木工用ということで、硬化後の表面はかなり荒くなります。そのぶん盛り足し時の
食い付きは良好。意外に練ったときのノビはかなりよいです。

ただ、においが臭い(笑)いや、ホントに。


メンソレータム

忘れちゃいけない、エポパテ・ポリパテの離型剤、メンソレータム。
盛り付けた部分をあとから外して別パーツにしたいときに、間に塗っておくのです。
エポパテ使用時にはくっつかないようにヘラや指に塗ったりします。このとき、
メンソレを練り込んでしまうと食い付きが悪くなる(気がする)ので、練るときは
水を付ける方がいいと思います。

石粉粘土・ソフトファンド



石粉粘土の代名詞ファンド。そのソフトタイプです。粘度造型をやる時に使います。
通常のファンドだとゴム的な弾力があって、ヘラで押すと押し返してくるような感覚がありますが、このソフトタイプはヘラ通りが素直で扱いやすいです。

石粉粘土・プルミエ



ファンドと同じく石粉粘土ですが、こちらはもうちょっとキメが細かいタイプです。石粉粘土はいろいろ出てますが、非常に使いやすい部類だと思います。これを見つけてからこればかり使ってますね。
細かい反面、乾きは遅めなので、芯にはラドールなどもっと粗い粘土を使って、表面をこのプルミエで造型するとよい感じです。


ハセガワ・トライツール
曲面追従金属光沢シート ミラーフィニッシュ

mirror finish

「はやぶさ」のサーマルジャケットの金色表現で使用した金属色シートです。
パッケージを開けて使ってみるまで糊付きの金属箔だと思ってましたが、実はビニール風のシートです。
押さえつければグイグイ延びて、名前の通り曲面にも追従してくれるのですが、ビニール的な弾性があって、ちょっと使いにくい感じがありますね。
とはいえ、極薄で曲面にも貼れてと、他にはない特性を持っているマテリアル。これがベスト、もしくは、これしか手段がない、という場面は多そうです。金・銀以外にも色はいろいろ。金属色以外もあります。