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![]() | 今年(2010年)大きな話題となった小惑星探査機ハヤブサ。地球帰還の大フィーバーのなかで、なんとプラモデルまでもが発売!こんなお祭りに乗らない手はありません! ただ、出遅れた私は「やっぱり初回分は無理かな?」と、ややあきらめつつ街を歩いていたら、思わぬ穴場で売っているのを発見! すかさず購入してきました! |
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発売当初は模型店、家電量販店などでは現在軒並み売り切れ中だったこのキット。そういえば模型もちょっとだけ置いてたな っていう穴場で偶然発見しました。 ただし定価売り。量販店の台頭ですっかり定価で模型を買わなくなっちゃってますね。 で、中身。 部品こんだけです。太陽電池パドルが展開状態で1パーツ(x2)のため、けっこうデカい。 比較対象物を探したら、冷蔵庫にHTVがありました。 |
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パーツを洗ってからサクっと仮組。部品少ないのですぐできます。やっぱりけっこうデカいでしょ? お酒は二十歳を過ぎてから。空き缶はリサイクル。 |
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今回、表現の要になると思っているのが、本体表面を覆う金箔のようなも
の。むかしのアポロ着陸船なんかにも使われていて、何かと思っていたんですが、あれはサーマルブランケットといって、断熱材なんですな。金属箔を何層にも
重ねたものがマジックテープで貼付けてあるそうです。 ちなみに私は以前、気密のためのもんだと思ってました。アポロ着陸船では、脚の油圧のありそうなとこに巻いてあったので。 こちらは実機の写真。 ネット上のハヤブサの画像は実機だったり相模原にあるという1/1モデル(熱関係の検討のための試作)だったりします。1/1モデルも使ってる部品は同じだそうですが。 |
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この金箔表現のために仕入れてきたのがこれ。ハセガワの超薄金属シート。 それなりのお値段します。1枚じゃ足りないかも・・・ |
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いろいろ考えているうちに、いきなり細かいところから始めちゃいました。 サンプラーホーンです。小惑星イトカワの表面から試料を採取するための装置ですね。 これは相模原の1/1モデル。実機の写真は限られてますが、こちらは一般の方が見学に行って撮影された画像が多数出回っていて助かっています。 |
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対するキット。 大変アッサリしています。実は今回ホーンは縮んだ状態で作るつもりでいるのですが、最低限のディテールアップはしたいところ。 |
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ホーン基部にディテールを追加します。 考えた末、こんな方法をとりました。 極薄の0.1mmプラ板をこんな風に切り抜きます。一つ2mm角程度。けっこうしんどい! |
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これを帯状に丸めて貼付けます。 |
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前述の通り、ハヤブサ本体の表面にはサーマルジャケットという金属箔の断熱材が貼付けられています。 キットにはその表現はなく、全体はツルンっとあっさりしてるんですが、これを表現していきたいと思います。 まずは本体のパネルを接着します。 ご覧の通りあっさりです。 |
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ここへチマチマとエポキシパテ盛ってシワっぽくしていくわけです。こりゃ時間かかりそうだ。 |
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一面クリア。時間かかります。(-_-;) |
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エポパテつながりでその他のパテ盛り改造部分。 これは実機の写真。 イオンエンジン周りです。 |
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模型のパーツだとこう。あっさりした箱になっちゃってます。 |
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周りを彫り込んで・・・ |
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エポキシパテでジャバラを造型。 |
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地味~な作業なので一気に全面終了写真! でも時間かかってるんスよ・・・ |
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パラボラアンテナのディテールアップをします。 これは実機の写真。 パラボラの上にある受信部の支柱がありますが、その他にパラボラ自体を支えている柱が見えます。 |
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一方、キットの方。 パラボラの柱は省略されています。 |
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受信部支柱のすぐ横に穴をあけ、1.2mmプラ棒で柱を追加します。 併せて受信部支柱の受けになるダボの厚みを極力減らします。 |
Part 2 へ続きます |