ー塗装道具ー


Mr. HOBBY プロコンBOY WA プラチナ

わりと新型のボタン式エアブラシ。最近買い替えました。

最大の特長はカップ下のエア調整ネジ。コンプレッサー側のエア圧はそのままで
エア吹き出し量を手元で変えられます。
使ってみるとこれがたいへん便利で、これを装備したトリガー式とか出たら買い替えて
しまうかも。

その他性能はダブルアクションでノズル0.3mm、カップ容量10ccという平均的モデル。
同じ仕様でノズル0.2mmが出てたけど、そちらもよさそう。


ボークス プロモデル Bタイプ

たしかこんな名前だったかと。何年も前から使っているトリガー式ダブルアクション。
ノズルは0.3mmなので広吹き専用ということもなく、トリガー式で指が疲れにくい。
長時間使える汎用型と考えています。

反面、どっち付かずの中途半端といえるかもしれませんが、ノズル径が同じブラシが2本
あると、グラデーション塗装の際、2本ともつないでおいて一つ前の色をブラシに残して
おくと、リカバーが容易に出来て便利です。


レトラセット・コンプレッサー MODEL 5/17

最近は作動音が静かなコンプレッサーって安価で出てますが、先駆けはコイツ。
値段的にもきつかったんですが、冷蔵庫並みの作動音という触込みに惹かれ、
思い切って購入しました。
黒いパイプ部がエアタンクになっているというアイデア商品で、レギュレターも
標準で装備。
あとから付け足す必要がないという安定性は魅力かも。

最近の製品は赤い部分がシルバーに塗装されてますね。
WAVEが販売してますが、元々はデンマーク製の機械です。

ちなみに5/17というのは5気圧で風量17リットル/分という意味。

けっこうな大きさ、けっこうな重量(約12kg)なので机の下に設置しています。
電源スイッチは足で踏んでON。


ホルベイン・トリコンホース

模型用品で出てるSネジホースだとエア漏れがあったので、画材メーカー、ホルベインの
ホースを使っています。
スパイラルタイプですが軽い力で伸びるので、かえって取り回しがいいように思います。


Mr.サーフェーサー1000

サフはコイツを薄めてエアブラシで塗装します。缶スプレーはむしろキズ埋めのパテ
だと思っています。
たくさん使うので、薄めたものは大きなビンにストックしてますが、これ、塩辛の
ビンです。
最初ちょっとニオった(笑)


Mr.カラーうすめ液

Mr.カラーの希釈には、ほぼ全てリターダー入りのレベリングうすめ液を使用します。
実は前項のサフもこれで薄めています。

サフ吹き後、塗面をペーパーで研ぐ場合ってありますが、エアブラシで吹くのなら塗膜
は薄いし、リターダー入りで薄めておけば、表面は滑らか半ツヤぐらいに仕上がるので
研ぎ要らずです。


Mr.リターダーマイルド

塗料の乾燥を遅らせるリターダー。なんの利点があるかというと、塗面を平滑に仕上げ
られるということ。
ことエアブラシに関しては、塗料を霧状にして吹き付けるわけで、吹き付け直後の塗面は
粒状の凹凸が出来ます。
これが吹き付けたさきから乾燥していくと、塗面がそのまま凹凸になってしまうわけで、
これを防ぐためには吹き付け後しばらくは液状を保ち、「ぷるん」と平滑な面になって
くれるようにする必要があるわけです。

規定量よりも少々多めに入れても、時間さえあればちゃんと乾燥してくれるようなので、
ボクは前項のレベリングうすめ液にさらにこのリターダーを入れています。


油絵の具の溶き油

松ヤニから作られているのがテレピン。石油から作られるのがペトロール。どちらもエナメル塗料の溶剤として使用可能です。
エナメル塗料によるスミ入れでコワイのは言わずとしれたプラの割れ。
ただ、これらの溶剤がプラを侵さないのか?といえば答えはNOです。細かいところに入り込んだらバッチリ割れます。
この辺の問題はどうも溶剤の揮発性にあるようで、思うにT社のエナメル溶剤は、安全性を考慮して有機溶剤が薄めにされているんじゃないでしょうか?
揮発が遅く、滞在時間が長いのでバキッといくんじゃないかと。