【SD相手にムキになる!】

~ Part 3 ~


長いので分けてみました。完成まで。

全パーツ白塗り。
塗装中の部品をどう保持するかなんてのはまさしく十人十色でしょうね。
おもしろそうなので出してみました。

ご覧の通り、ボクは洗濯ばさみを多用します。
カラーリングはちょっとアレンジ。
基本色・白の他は赤系ではなく、ブルー系にします。

ここは本来紫の部分。シルバーを吹いて・・・
Mr.カラー5番のブルーに虹彩色パールパウダーを混ぜたものを
上塗り。
本来ピンクの部分。
こちらはスカイブルーの上にクリアと混ぜたパールでコート。
うぅ、写真に写らないよ・・・
スリットの部分はスカイブルーにします。
エナメル塗料ではみ出しつつ、ゴーカイに塗って
はみ出た部分を溶剤で拭き取ります。

写真は油絵の具の溶剤の一つ、ぺトロール。
T社のシンナーは信用してません。

埋め立てた方の肩には自作デカールにてオリジナルマーキング。

これに合わせ、今回サイトロゴを新しくしました。

曲面にやや大きめのデカールを貼ると、b の部分のように
シワになってしまいます。
そこで、後ろにあるマークソフターを塗って綿棒で慎重に
伸ばすと・・・
デカールが軟化して伸び、密着してくれます。

自作デカールは特にインクが剥げやすいので、決してゴシゴシ
こすらないこと。
真ん中から外に向かって綿棒をそっと転がすようにしてシワを
伸ばし、密着させていきます。

デカール乾燥しました。
ツヤありピカピカ仕様にしますので、クリアを上吹きします。
塗膜が丈夫に仕上がるスーパークリア2を使用し、凹凸の吹きムラが
でないよう充分に薄め、なおかつリターダーを添加します。
吹き付けた瞬間から塗料が定着すると凹凸になるので、乾燥を遅らせて
塗装面がプル〜ンとするヒマを与えてやるのです。

デカール部分はさらに厚く吹き、完全乾燥後、研ぎ出します。

3日吹いて2週間乾燥かな。いつ仕上がるんだ、コレ?

乾燥、研ぎ出しまでもう2〜3日待つばかりなんですが、
この期に及んでひと工作。

ビームサーベルの刃はキットそのままで塗装表現のつもりだったのですが、
ガンダム用のクリアパーツを短くして付けることにしました。

必要な長さに切って先を丸めます。SDらしく。

なんだか軟質樹脂で出来ていて作業しにくいのですが、ヤスリはちゃんと
掛かりました。

元の刃を切り落とし、基部に穴を開けて接続。
1000番のペーパーを掛けっ放しにしてツヤ消しっぽく。
エナメルの筆塗りもできる分はやってしまって、
研ぎ出しを待ちます。

もう完成間近!でもまだガマン!!

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研ぎ出し開始。
まずはクリア吹きっ放しの状態。
リターダーを若干多めに添加することにより、表面の荒れを
極力抑えたつもりです。
できるだけ平滑にしておくことによって、研ぎ出しの労力を
軽減できます。

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2000番のペーパーにて研ぎ出し終了。ツヤが消えています。

デカール部の段差を削ると、デカールを貼っているという
ことがほぼ分からなくなります。
ペーパーは今回2000番のみでOKでした。
続いて研磨。

最近やっと悟りました。とりあえずこれで充分なんです。
タミヤのチューブのコンパウンドに、布はTシャツの切れっ端。

これでホントに満足できなければ、高価なものを使えばいいのです。

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手前を研磨しました。奥はまだ吹きっ放しです。
まあ、持ってるものは使いましょう、ということで、超鏡面コン
パウンドも掛けてみます。

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というわけで、手前が超鏡面を掛けて、念のためワックスも掛けたもの。
奥はチューブのみ。

ちがい、分かります?ボクは分かりません(笑)

もっとも、白って色は研磨の際に一番アラが出ない色です。
これが黒だとけっこうはっきり磨きキズが分かります。

その他のパーツ、今回は超鏡面コンパウンドは要らなそうですね。
(9/20)

そして完成!撮影も終わり、GalleryもUPしました。
う〜ん、なかなかカワイイぞコイツ。

続きはGalleryへお願いします。


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