【装甲板とフレームのステキな関係】

νGUNDAM (from GUNDAM EVOLVE 5)

バンダイ1/100マスターグレード・νガンダム


さてさて、今回はMGですよ。マスターグレードですよ。キャリア少ないっすよ。
実に3個目。いやマジで。
しかもこの前作ったの5〜6年前だな。人によっては「そんなのMGちゃうやん!」
って言うんでしょ?フレームとかあんまり入ってないヤツ。

なんかこう、旧キットがアップデートされていくのって、ボクらの空き地がブルドーザーで
整地されてくような気がしませんか?遊び場がなくなっていっちゃうような・・・ 
え?しないですか?やっぱり。

説明書見ながら仮組していくと、計算され尽くした設計だな、ってのはよ〜く分かります。
でもね、すじみちが一本しかないみたいでなんだかキュークツ。完全攻略本とか見ながらRPG
やってるような感覚とでもいいましょうか。
そのせいなのかなんなのか、今回はノコギリ入れるのにあまりためらいは感じませんでした。
いつもなら、「ああ、このノコ入れたら、もうこのキットはふつうには作れなくなるんだな」
ってのがあるんだけど。


お題はνガンダム。ところが、もとのデザインってあんまり好きじゃないんです。
メカニズムの主張に乏しい上腕辺りとか、やる気なさそ〜な曲面で構成されたスネアーマーとか。
もうちょっとなんとかすればいいのになぁと長年思っておりました。

そしたら、出ちゃいましたよあんなデザイン。
イボルブ版としてブラッシュアップされたデザインは、上記不満点を軽く吹き飛ばし、ハッタリは
多分に入っているものの、ムーバブルフレームの存在意義も明確。
U.C.0093のMSとしてふさわしいものに仕上がっています。

今作るならこっちでしょ!ってことで、固定ポーズで劇中の思い出のシーンを作っていきたいと思います。

ただし、あんまり難しかったら、しれっとバックレるかもしれません(笑)
とりあえず仮組。元デザインに用がないので別に感慨はありませんが、
よく設計されてます。左右対称のパートの処理なんて感心しちゃう。
外装が全部はずれて骨格だけにできるんですね。
ガシガシ遊べるようにダイキャストパーツやらABS樹脂やら・・・
あ〜っ、うっとうしい(笑)
でもこの全身フレームは今回けっこう恩恵を受けられそうな感じ。
適当な木材で仮設スタンドを作ってみました。
さて、ここから先は各パートごとに部屋を作って進めていきたいと思います。
ほぼ全身に手を入れるので、接着剤やパテの乾燥待ちを効率的に使うため
作業はいろんな部位を行ったり来たりすることになります。
これを時系列で並べていってしまうと、もうしっちゃかめっちゃかになるので、
部位ごとにページを更新していきます。

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Body(胴体) / Arm(腕) / Leg(脚)/ Head & Others(頭・その他)

一度全身像組み上げてみました。

アタマ、やっぱり大きいかな?

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あらかたの工作が終了、組み上げました。

我がキタナイ机の上とともにご覧下さい(笑)

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表面処理が終わったら塗装前にまたお会いしましょう。
では。

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・・・そして時は流れ、サフ吹き画像です。
多少パーツが付いてなかったりするのはご勘弁を。

「塗装後に接着しようっと。」って部分が非常に多いので、
表面に傷つけない様に注意しながら、両面テープでペタペタ
やるだけで1時間半かかるんスよ・・・

ここだけ画像は多少大きくなります。
年内更新はこれで最終になるかと思います。

本作は実は一月初旬締め切りのコンテスト出品を予定して
いますので、塗装後完成品のUPは一月中旬になるかと思います。

どうかまたご覧下さい。

では良いお年を。

(12/26)

さ〜って、年も明けました。おめでとうございます。
ちょっとなので塗装編もやっちゃいます。

当初グラデはやらない予定だったのですが、意外にのっぺりしちゃうのでシャドウを吹くことにしました。
明度の上げ下げというのは、それぞれ白をまぜる、黒をまぜるというのは間違いだと思います。
その色が持っている色味成分を薄くする、濃くするだと思いますので、まず薄い色から作って、そこに濁らない色味成分、クリアカラーを混ぜてシャドウを作ります。
この場合はクリアオレンジを添加。
右が単色、左が2階調のグラデ。
この塗装編も写真大きくなります。全部じゃないですが。
手と一体化したコクピットポッドはマスキングがたいへん。
細切りテープを貼り込んでいきます。
お腹のポッドも同様
塗装後のパーツ接着なんですが、プラ用セメントが使えない箇所の場合、エポキシ系接着剤の出番となります。
上は固定用の両面テープ。
エポキシ系接着剤は硬化するまでの保持力がほとんどないため、固まるまで何かでクランプする必要があるんですが、洗濯ばさみなどで挟めない場合は多々あります。
仮止め用に両面テープの小片を貼り、その横にメインの接着剤を塗ります。

瞬着はどうしても白化がコワイので塗装後には使いません。
問題なければ両面テープだけで済ますときもあります。

こういう場合、溝のまわりに接着剤を塗布。
余った接着剤が表に出てこない様に、溝に落ちるようにします。

溝や穴がない場合、ピンバイスで穴を開け、逃げ場を作ってやることもあります。
できるところなら、塗料を落としてプラセメントで接着すべし。
めんどくさいけど、一番確実。

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最終的に装甲面の塗装は虹彩色のパールを吹いて、ビーム反射膜を
想定しています。
というわけで完成です!
galleryにてご覧下さい。

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