ヒコーキ作るよ! 

〜 ハセガワ・1/72  F4EJ Kai PHANTOM II Part 2 〜


スミ入れが終われば次はマーキングです。

ファントムといえばマーキング。マーキングといえばファントム。コーションマークの多いファントムは、どこにどんなマーキングが付いているのか勉強するには最適の教材とされています。メカモデラーなら1/48や1/32などのビッグスケールのファントムは一度は作るべしっていいますね。

今回は1/72ですが、それでも多いですよ。小さいだけで省略はされてないんじゃないかな?根気よく時間をかけて貼っていきます。

まずは大きめで目立つところから貼っていこうと思います。位置決めにも役立つし、モチベーションも上がるしね。
尾翼マークはカエルさん部隊をチョイスしました。Cute!
大まかなとこ貼ったら細かい注意書きを貼っていきます。
デカールシートにびっしり細かい文字がありますが、よく見ると・・・

のりしろで分かるでしょうか?小さな文字が繋がってブロック単位で貼れるようになっています。

例えばこれでワンパーツ。一気にペタって貼れるようになっています。
このまま貼ればとっても便利なんですが、やはりデカールは余白をギリギリまで切るのがセオリー。
これだけ余白だらけだと見栄えに大きく影響します。
よって、細かいようですがコイツをチマチマ切り離し。ひとつひとつ貼っていきます。
翼面に貼って仕上がりはこんな感じ。仕上げにフラットクリアを吹けばもうちょっと目立たなくなるはず。大変ですが、効果はあります。
翼上面の分を貼り終えました。半面終えればそれを参考に貼れるのでもう半面は早いんですけどね。
胴体にも貼っていきます。
実は何週間もかかってしまいましたが、ようやくデカールをすべて貼り終えました。長かった・・・
光の加減で目立って見えるとこもありますが、ツヤ消しクリアをトップコートすれば幾分マシになるんじゃないかと思います。
フラットクリア吹いたあと脚を付けていきます。2分硬化のエポキシ接着剤を一ヶ所ずつチマチマ混ぜながら貼っていきます。
一部の脚柱カバーの接着に少々手こずったのですが、増槽も含め取り付け終えました。裏面はこれで終了。
残るはキャノピー周りですが、今回もカーモデルと同じくケースに入れる予定です。
ケースに固定後、最後の仕上げをしたいと思います。
ケース固定の準備です。脚柱のタイヤにはピンバイスで小さな穴を空けています。
これに金属線を差して・・・
ケース底に固定するためのアタリを出します。
位置が決まったらケース底にも対応する穴を空けておきます。もっと長い金属線に変えて、裏側を折り曲げて接着固定します。
ここで空っぽだったコックピットにシートとキャノピーの一部を接着します。
キャノピーは開状態で組みたいので、完成後はあまり触らなくてすむよう、ケース固定後に残りのパーツを接着します。
これまでご覧頂いてきたように、機体裏面にもびっしりデカールを貼ってあるわけですが、固定する事によってこれが見られなくなるのはもったいない!というわけで、ケース底面をミラー仕上げにしたいと思います。

色々探して、ミラー仕上げの塩ビ板を発見!これを貼ります。

裏に両面テープを貼ってケース底面に固定。
タイトルのプレートも作ります。これは薄い真鍮の板。カッターで切れるので使いやすいのですが、ペラペラ過ぎるのでプラ板に貼って使います。
デカールのキット名の部分を使ってタイトルプレートにします。
いよいよキット本体を固定。
先きの位置決めの時よりも長い金属線を挿します。
ベース底面にあけた穴をなぞってミラー板にも穴を開け、挿し込んだ金属線を裏側で曲げて固定します。
そして、オープン状態のキャノピーやタイトルプレートも貼り付けてついに完成!
ミラーは思っていたよりキレイに映えてくれます!イイ感じ!
小汚い部屋もよく写ってます(汗)

大きな画像はGalleryで!


Part 1へ戻る