食玩テイストでいこう!

フルスクラッチビルドフィギュア・名探偵ホームズ(犬)


さて、今回はここしばらく続いていたガンプラからちょっと離れてみようと思います。
というより、プラモから離れた製作をしてみます。粘土造型です。エポキシパテです。
粘土、好きなんですよ。上手い下手はおいといて、粘土こねてなんか作ってるとすごく
うれしい。

お題は「なんでそれ?」と、突っ込まれそうなアイテムですが、ただ単に好きだから。
いつか作ろうとずっと思っていたんです。
ホントはこの食玩ブームの中で、そのうち出てくるんじゃないかとここ数年思っても
いたんですが、どうやら今のところ出ない様子。
そんなわけで場所もとらないし、今回は食玩サイズでの製作と相成りました。

今回ちょっとコワイのはこの権利者サマ(笑)
もしも万が一ご覧になっている権利者様、このページは完全なるイチ個人による純粋な
ファン活動です。それでも問題がある場合、すみやかに画像等削除いたしますので、
ご面倒ですがご一報下さい。
なお、アチラのネズミ屋さんとか海の幸一家の方々よりも温情厚き方々だと
伺っております(笑)

'04.3/18公開開始


これは出したくないなあ(笑)でも出さないとしょうがないし・・・
せめてオモテには出さずにおきます。
元々ボクもネットで拾ってきたんですけどね。
そんなわけでこのイラストを目指します。
まずはサイズの割り出し。その他の食玩、ガシャポンと並べて
芯になるハリガネ人形の背丈を設定します。
細く伸ばしたエポパテをグルグルと巻き付けて盛っていきます。
あとから削ったときにハリガネが出てきてしまわないよう、
芯材をまんなかに位置させるのに有効な方法です。

エポパテはウェーブの軽量タイプを使用。盛り付けるときは
伸びがよく、硬化後はサクサクと削りやすい。エポパテと
しては現時点でベストだと思っています。

左右が入れ代わっちゃいましたが、スリムで背の高い方が
ホームズですので。
ていうか、この時点じゃまるっきりのドロ人形。
フルスクラッチって難しそうだな、と思っている人。
最初はこんなもんです。少なくともボクの場合は。
次第にヒトガタになってきました。でもまだまだドロ人形。
カッターで削って次第に線を出していきます。

耳つけてみました。その他盛り削りを繰り返して形にしていきます。

(3/18)

腕をつけます。ここは特に芯を入れませんでした。
くにゃくにゃして非常に盛り付けにくい。
腕・その他、削ってラインを出していきます。
モーターツールも使ってますが、一番役に立つ切削道具は
180番のペーパーです。
一方、ワトスン。
頭、ボディなど大まかに盛り、懐中時計を持つ左手を作ります。
首の角度を修正。切り離して接着。
そしてホームズに戻って。
帽子、外套を盛り付けていきます。
ワトスン君も帽子をかぶりました。
ポケットに入れた右手を作り、コートの丈を延長。

工作の便宜を図るため、両名とも帽子は取り外し式です。
離型剤としてメンソレ塗って盛り付けます。

試しに情けない顔書いちゃいました(笑)

立ち位置に合わせて並べてみました。
だいぶ見えてきましたよ。

(3/29)

表面処理のペーパーを当てていきます。
ディテールも本気モードに。
帽子のディテールも付けていきます。
前髪は帽子についています。
ザッとみがいて途中写真。
同じくワトスンもザッとみがいてます。
ひげのディテールなど模索中。
ワトスンハンド。
作り込むため別パーツ化します。
指を彫り込んで、円盤二つ・・・
円盤は懐中時計になりました。
ホームズ粉々事件!
ヤスリ掛けがしにくかったので分割しようと思ったら
こんなにバキバキに!

というわけで・・・
ホームズ式土器修復作業(笑)
思ったよりちゃんと復元できるもんです。
コートのベルトなども作り、サフ一歩手前。
同じくワトスン。
ヒゲの形はこんな感じに落ち着きました。

二人並んで。
かつてのドロ人形もここまで来ました。

(4/13)

大事な小物を忘れちゃいけない。
白いものにはピントが合いにくくてイヤになっちゃいますが
コレ、角プラ棒を接着したもの。
けがいた線にあわせて削り出していきます。
そう、ホームズのパイプです。
丸みも出していって・・・

細いところまで仕上げます。
小さくて持つところがなくなりそうだったので、最後まで
根っこを付けたまま削りましたが、ここまでやるにはさすがに
モーターツールが必要だと思います。

(4/21)


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