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今回はなかなかに手間をかけました。 たいして変わらないように見えても、ほんのちょっとしたところが違っていたりして、 工作は完全に全てのパーツに及びます。 スクラッチパーツはほぼ全てプラ板工作ですので、その切り出しと面出しの精度に気を配り ました。 バキュームフォームなどの熱加工が必要になるかと思ったんですが、結局はキットパーツの 形状を生かしつつ、接着と削りだけで対応できました。 実はこの作品には、設定と食い違う部分が多少あります。 どうしても設定に納得がいかない部分は形状をアレンジしていますが、まず目立って違うのは スジボリの少なさだと思います。 設定CG、及びHJ誌の作例では装甲面にかなりのスジボリが見られますが、この作品では極力 少なくしてあります。 どうしてかっていうと、どう見てもこの設定のスジボリがハッタリにしか見えないんですよ。 間延びしてるからとりあえず線引いとけ、って感じ。 『バイクのカウルのように薄い装甲』って言葉をなにかの雑誌で見て心魅かれたので、薄さの 表現に重きを置いています。 あと、最後まで悩んだのは最終的な表面の仕上げ。 ダメージモデリングは最初からの前提ですが、無意味に黒く煤けているとか、無意味に銀の 下地がでているとかはやりたくありませんでした。 その上で、この薄い装甲は最低限のビーム反射の特性を持っているものとしたかったので、 それを表現するパールも吹きたい・・・。 正直、パールは最後まで悩んだんですが、エナメルでウォッシングすることによって馴染ませ、 過度な派手さはなくしたつもりです。 自分で見て反省箇所ってのはもちろんありますが、今までよりも明らかに進歩できたという 喜びもあります。 最新作が最高傑作である、と常に思いたいもんですねぇ。 2004.1/3完成 |
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この作品にて第2回神戸スキヤキガンプラコンテスト金賞いただきました!